長野県・阿智村・園原にある、月川温泉の花桃です。

   赤白ピンクの三色に咲き分ける花桃は、電力会社社長であった福沢桃介(福沢諭吉の娘婿)が、
   ドイツのミュンヘンで華麗に咲く三色の花桃を見かけ、その美しさに魅せられ3本の苗を購入し帰
   国、木曽の発電所庭に植えたのが始まりと言われています。

   伊那谷と木曽谷を結ぶ国道256号線は「はなもも街道」と呼ばれ、飯田IC周辺から、水引の里、
   天竜峡、伊那谷道中、阿智村(駒場、昼神温泉、月川温泉)、清内路を通り南木曽町(富貴畑温
   泉、南木曽温泉、妻籠宿)までの街道沿いに数千本の花桃が植えられています。