自宅の裏側に、大きな柏の木があります。
   昔はそれぞれの家庭で柏餅を作ったので、近所から柏の葉っぱを貰いに来たものです。
   柏の葉は、秋に枯れたものが、春、新芽が出るまで枝に残っています。
   そのために、春先は家のまわりが大きな葉っぱでいっぱいになってしまいます。
   おじいさんは、太い針金をサーベル状にして、それで刺して葉っぱを集めています。