万治3年(1660年)、諏訪大社下社に石の大鳥居を造るとき、この石を材料にしようとノミを入
れたところ、傷口から血が流れ出したので、石工たちは恐れをなし仕事をやめたという。そのと
きのノミの跡は今でも残っているようだ。
その後無事鳥居は完成し、それを記念してこの石に阿弥陀如来を祭ったのが「万治の石仏」で
ある。
ここに写っている人たちは、偶然そこにいた観光客です。